いびきと高血圧
いびきと高血圧は一見関係ないように思えますが、けっこう関係しています。
まずいびきの直接的な原因は、よく知られているように眠っている時に、気道が狭くなっていて空気が通りにくくなっているからです。呼吸しにくく、その結果酸素を取り入れにくい状態になります。
血液中の酸素が不足してくるので、循環する血液の量を増やして酸素不足を補おうと働くことになります。送り出す血液量が増えると血圧は高くなります。
問題なのは、正常ならむしろ睡眠時は血圧は下がり血管に負担をかけない、休める時間帯なのに、いびきのために血圧が高くなると、起きているときも寝ているときも血圧が高い状態になってしまうことです。
この状態が続くことは心筋梗塞などの重篤な病気をまねきかねません。
いびきの原因は、枕の高さがあっていなかったり、肥満などの生活習慣が多いのですが、「いびき」と軽く考えないで重大な結果を招きかねないと認識をもって改善を心がけることが大切です。
さらにいびきの延長線上には、睡眠時に呼吸がとまってしまう「睡眠時無呼吸症候群」が待ち構えています。ここまでくるとさらにやっかいな高血圧の原因となります。
血圧を下げる方法の情報を紹介!
スポンサードリンク
スポンサードリンク