平均血圧とは?
血管の老化としての動脈硬化について、「脈圧」は心臓に近い動脈のような中枢の太い動脈の硬化をチェックする指標となるものですが、もう1つ指標となるものがあります。
それは「平均血圧」で、末梢の細い血管の動脈硬化を知るための指標となります。
平均血圧=拡張期血圧+(収縮期血圧−拡張期血圧)÷3
血圧には本来ベースライン(基準)となる平均的な血圧があって、これをベースに血圧が上下していて、それが最高血圧と最低血圧なんです。そしてそのベースラインが「平均血圧」で、最高血圧と最低血圧との間を3等分した下の値ということになります。
このことに着眼して、最近の高血圧治療においては、最高血圧や最低血圧をそれぞれ下げようという視点ではなくて、ベースラインである平均血圧を下げていこうとする方向に向かっています。
高血圧の目安で計算してみると・・・
最高血圧 135mmHg以上
最低血圧 85mmHg以上
85mmHg +(135mmHg-85mmHg)=101.6mmHg
と101.6mmHですね。
平均血圧を100未満に抑えることがのぞましいとされています。
血圧を下げる方法の情報を紹介!
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