血圧と梅雨時
毎年梅雨時になるとなんとなく体調がすぐれないと感じる方は多いのではないでしょうか。
特に、梅雨になると女性の半数くらいは体調不良を訴えるともいわれています。それは気のせいじゃなくて、どうやら「気圧」と「自律神経」が関係しているようです。
まず気圧についてですが、梅雨時はお天気が悪い日が多いんですけど、それは気圧としては低気圧の状態です。この低気圧の状態は、高気圧と比べて空気が圧縮されていない状態で、空気中に含まれる酸素が少なくなっています。
その結果、人の体の中に酸素がとりこみにくくて、身体に酸素が行き渡りにくくなり体調不良になりやすいということなんです。
そして気圧が下がると体内のヒスタミンという物質が増えてきます。
このヒスタミンは血管を拡張させる作用があるので、血圧が下がります。
これは高血圧にはいいじゃないかと思われるかもしれませんが、自分ではどうすることもできず天気によって血圧が大きく変動することを意味しています。血管壁や心臓に負担をかけることになります。
また副交感神経が優位になるので、呼吸や脈がゆるやかになり、身体もだるい感じになります。このことも脈の動きに影響し、血圧変動の要因になります。
こうみてくると、梅雨時というのは血圧が高い方にとって注意すべき季節と言えそうです。
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