血圧の正常値（年代別）
血圧の正常値を判断する目安として「高血圧」が最高血圧135mmHg未満、最低血圧85mmHg未満という数値が年齢に関係なく示されていますが、血圧は基本的には年齢が高くなればなるほど上がってくるのも普通です。そのため「年代別の血圧の平均値（正常値）」のデータもあります。
年齢別の血圧の平均値（正常値）の目安は：
年齢別 平均値 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳代
男性 118/75 125/79 131/84 138/85 143/84 147/80
女性 113/76 115/71 125/77 133/81 141/81 146/78
「高血圧」が最高血圧135mmHg未満、最低血圧85mmHg未満という値とともに、ご自分の血圧が年齢・年代の平均値と比較し、また年代による血圧の特徴とも比較してどうなのかチェックしてください。
血圧の年齢別（年代別）特徴：
■ 20歳代〜50歳代
若い方に多くみられるのが下の血圧が高い方と言われています。これは時間に追われ生活が不規則になったり、睡眠不足やストレスなどのために血圧が高くなりがちです。こころのゆとりと睡眠に注意したい年代です。
■ 60歳代〜
60代以上は若い方とは逆に、下の血圧は下がり始め、上の血圧はそのまま上昇し続けます。下の血圧は正常値で血圧の上が高いという方が増えてきます。
これは収縮期高血圧と呼ばれる症状で、動脈硬化が進んでることを示すサインとされています。
（「脈圧の正常値」も参照してください。）
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