脈圧 脈圧の正常値 血圧 血圧を下げる方法

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脈圧と平均血圧

脈圧が大きい場合には、心臓に近い太い血管である程度動脈硬化がすすんいる可能性があると説明しました。ですから脈圧を小さく(下げ)たいですよね。

 

ですが降圧剤などで血圧を下げたとしても脈圧が下がるわけではなくて、程度にもよるでしょうが動脈硬化の処置が必要になります。

 

一方、 脈圧が小さければいいかというと、一概にそうともいえません。脈圧が小さいので心臓近くの大動脈の血管の柔軟性は保たれていて、「ふいご機能」が働いているといえます。ですが脈圧は「上の血圧と下の血圧の差」ですから、上と下の血圧が両方高かったら意味ないことになります。

 

上と下の血圧が両方高い、つまり「平均血圧」が高かったら、太い血管は大丈夫かもしれませんが、心臓から遠い細い血管の動脈硬化が進んでいる可能性があります。

 

心臓に近い太い血管でも、心臓から遠くて細い血管でも動脈硬化がすすめば心臓には負担がかかって結果として血圧が上がり血管に関連する疾患の危険が増えてきます。ですから脈圧平均血圧の両方をみて判断する必要があるんです。

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