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血圧と塩分

血圧の高い方には塩分を取りすぎないようにすることがすすめられます。というより減塩が絶対条件です。

 

塩分は本来人間に必要なミネラルの1つのはずです。ではなぜ高血圧の方には塩分をとることはよくないといわれ、減塩がすすめられているのでしょうか。

 

実は、塩分が高血圧の方によくないのはわかっていますが、その理由はまだはっきりわかっていないというのです。
ただ次のようには考えられてはいます。

 

■ 浸透圧のバランスが崩れる
塩分をとりすぎると、人の体液(血液)の塩分濃度が高くなり、体液の浸透圧のバランスがくずれます。そのため高くなった塩分濃度を下げようと水分がほしくなります。水分を摂取した結果、血液量が増えることになります。

 

通常の心臓や血管にある血液量が増えることになるということは、血管を押し広げ、その結果として血圧があがることになります。

 

■ ナトリウムが交感神経を刺激
食塩中のナトリウムは、交感神経を刺激し血管を収縮させる働きをします。必要以上のナトリウムをとることは、血管を縮めて血圧も高くします。

 

■ ナトリウムが血管内に入る
さらに必要以上のナトリウムは、血管の内壁の細胞の中に入っていきます。ナトリウムは筋肉を収縮させる働きもありますが、血管壁も筋肉の一種ですから、血管も収縮させることになります。

 

血圧が高い方の血管はすでに傷つきやすい状態になっているので、なおさらナトリウムが入り込みやすくなっています。

 

■ 汗をかかなくなった現代人と塩
塩分をとりすぎるといっても、本来は人は尿や汗で余分なナトリウムを体外に排出してバランスをとる仕組になっています。
しかし最近では、汗をかく機会が減り、また汗をかくこと自体の機能が低下している場合もあります。そのことで塩分の過剰になっている状態を解消できなくなっています。

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