減塩の方法〜血圧を下げるために
塩分をとりすぎると高血圧になりやすことはよく知られています。
塩分は人間が生きる上で重要な成分ではありますが、一方余分に摂取してしますと高血圧になりやすく、血管に負担を掛けることになります。やがてそれが動脈硬化の引き金となり、脳梗塞や心筋梗塞などの重篤な疾患を引き起こす要因ともなります。
さらに過剰な塩分を排出するために腎臓への負担も大きくなるので、腎不全などの危険も高まります。
ほどほどの塩分を摂取して、必要のない塩分をすばやく排出して、体内に塩分量のバランスがとれている状態がのぞましいわけです。
そのために「減塩」することがすすめられますが、その方法は大きく分けて2つあります。
1つは体に塩分を取り込まない。(減塩)
食事等からとりいれる塩分の量を減らす。
もう1つは体から塩分を排出する。(脱塩)
体に取り込んだ塩分が悪さをしないうちに体の外に排出してしまうことです。
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